冬の朝、車のフロントガラスが霜や氷で真っ白になり、出発前に困った経験はありませんか?
市販の解氷スプレーを買い忘れたときや、「できればお金をかけずに何とかしたい」と思ったときは、解氷スプレーを自作することも可能です。
本記事では、
- 解氷スプレーは本当に自作できるのか
- 家にあるもので作る方法
- 安全に使うための注意点
を分かりやすく解説していきます!
解氷スプレーは自作できる?仕組みと基本原理を解説

解氷スプレーの仕組みはとってもシンプル!
氷は0℃以下で凍りますが、アルコールなどを混ぜることで「凍る温度(凝固点)」を下げることができます。これを利用して、ガラス表面の氷を溶かすのが解氷スプレーの基本原理です。
市販の解氷スプレーには、アルコール類や界面活性剤、防錆成分などが配合されており、素早く氷を溶かしつつ、ガラスやゴムへの影響を抑える工夫がされています。
一方で、自作する解氷スプレーは、家庭にあるアルコール類を使って簡易的に代用する方法です。
成分がシンプルな分、コストは抑えられますが、安全性や持続性は市販品に劣る場合があります。
つまり、自作の解氷スプレーは
・緊急時の応急処置
・軽い霜への対策
として使うのが現実的と言えるでしょう。
安心して使いたい方はカー用品店やホームセンターなどで販売されている既製品の解氷スプレーを使うと良いです。数百円~千円以内で買える商品が多いので、自作するよりも簡単と言えます。
家にあるもので作れる!解氷スプレー自作の材料と作り方

解氷スプレーを自作する方法と必要なものについて紹介していきます。
家にあるものや、ドラッグストアなどで簡単に手に入るもので作ることが出来ます。
■ 材料
自作解氷スプレーに使える主な材料は次の通りです。
・消毒用アルコール(エタノール)
・水
・スプレーボトル
・(任意)中性洗剤を数滴
アルコールは、ドラッグストアで売られている消毒用エタノールで問題ありません。スプレーボトルは空の霧吹きなどを再利用できます。
■ 分量の目安
基本の配合は以下が目安です。
アルコール:水 = 2:1
アルコールの割合を多めにすることで、氷を溶かしやすくなります。ただし、濃度が高すぎるとゴム部品への影響が出る可能性があるため、極端に高濃度にはしないようにしましょう。
中性洗剤を1〜2滴加えると、ガラス表面に広がりやすくなります。
■ 作り方
- スプレーボトルを用意する
- アルコールと水を入れる
- よく振って混ぜる
これだけで、解氷スプレーの自作は完了です。作業時間は1〜2分ほどで済みます。
■ 使い方
フロントガラスに直接スプレーし、氷や霜が溶けてきたらワイパーで拭き取ります。
薄い霜程度であれば、数回スプレーするだけで視界が確保できます。
ただし、分厚く凍った氷には効果が弱く、完全に溶けるまで時間がかかることもあります。その場合は、無理にワイパーを動かさず、少しずつ溶かしてから除去しましょう。スクレーパーを使うとより綺麗に氷を剥がすことが出来ますので、近くのカー用品店などで準備しておくとよいでしょう。
解氷スプレーを自作する際の注意点とデメリット

■ 塗装やゴムへの影響
アルコールはゴムや樹脂を劣化させる可能性があります。
ワイパーゴムやモール部分に頻繁にかかると、ひび割れや硬化を早める恐れがあります。自作解氷スプレーは、毎日使うものではなく、緊急用と考えるのが安全です。
■ 凍結防止効果が短い
市販品には凍結防止成分が含まれていますが、自作スプレーは成分が単純なため、効果が長続きしません。
氷を溶かしても、しばらくすると再び凍ってしまうこともあります。
■ 危険な方法に注意

インターネット上には、
・熱湯をかける
・濃度の高いアルコールを原液で使う
といった方法も見かけますが、これは危険です。
熱湯をかけると、急激な温度差でガラスが割れる可能性があります!
また、高濃度アルコールは引火性があり、扱いを誤ると事故につながる恐れがあります。
■ 向いている人・向いていない人
解氷スプレーの自作が向いているのは、
・たまに霜が付く程度の地域
・市販品が手元にない緊急時
です。
一方、
・毎朝ガラスが凍結する寒冷地
・車を長く大切に使いたい人
には、市販の解氷スプレーやフロントガラスカバーなど、専用品を使う方が安心です。

