アクリルやプラスチックがひび割れてしまったら、どのように補修すればよいのでしょうか。
この記事では、アクリルやプラスチックのひび割れきれいに補修する方法、消す方法について解説していきます。ひび割れを確認したらまずは何もせず、この記事を最後まで読んでいただけたらと思います。
アクリルやプラスチックのひび割れは、接着剤を使用して修復させます。接着剤と言っても、ボンドやアロンアルファですと、接着剤の跡が目立って見た目が悪くなります。(特に透明の場合)
ですので、アクリルやプラスチック専用の接着剤を使って修復していきましょう。
また、ひび割れと言ってもアクリルやプラスチックの表面に浅い傷が入っている程度の場合もありますので、その場合は接着剤ではなく、研磨することで除去できる可能性があります。
アクリルがひび割れてしまう原因とは
なぜアクリルが割れてしまうのでしょうか?
- 強い衝撃を加えてしまった
- アルコール類やシンナー類が付着したことにより、クラック(割れ)が発生
- 強い力で曲げてしまった
以上の3つが考えられます。
特に注意したいのはアルコールやシンナーが付着したことによる割れです。アクリル製のパーテーションなどを消毒しようと、アルコール消毒液を吹きかけると割れが発生することがあるのです。
アクリルを拭き掃除する際は、水または中性洗剤(食器洗い洗剤)を水で薄めたもので拭いてあげるのがベストです。
アクリル・プラスチックのひび割れを消す・補修する方法
さて、ここからが本題です。
お見事にひび割れしてしまったアクリルを補修していこうと思います。
このアクリル板は、アクリル板をカットする際、むやみやたらに強い力でアクリル板をカットしようとした際に割れてしまったものです。
早速このアクリル板のひび割れを補修していこうと思います。
用意する道具
アクリル樹脂用の接着剤を使って補修していきます。
瞬間接着剤やボンドでも補修出来なくはないですが、出来上がりがどうしても汚くなりがち。アクリル接着剤を使えば、板同士が溶けあってくっつきますので、補修も綺麗にできます。
アクリサンデー アクリル接着剤 注入器付 30ml
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注射器付きですので、細かい部分に適量の接着剤を塗布することが可能です。
アクリル製品を広く取り扱っているアクリサンデー製ですので、安心して使えます。
ひび割れの補修方法
付属している注射針を使って、1滴、2滴くらいひび割れ部分に流し込みます。
流し込むとじんわりとひび割れ部分に接着剤がしみこんでいきます。あまり大量の接着剤を塗布してしまうと、関係ないところにも接着剤が付着してしまい、白く濁ってしまいます。
接着剤を流し込むのは意外と難しい… 端の部分が白くなってしまいました。
見た目は汚くなってしまいましたが、ひび割れ部分に接着剤がしっかり浸透して、割れた板同士がうまく接着できました。
多少白くなってしまってもコンパウンドや研磨剤を使って磨いてあげると、いくらかは白い部分が取れます。割れた部分が完全に分からなくなる状態まで修復はできませんが、割れの補修をすることはできました。
アクリルの割れ補修まとめ
アクリルやプラスチックのひび割れを補修するなら、アクリル接着剤で補修することをお勧めします。
もしかするとこれよりもいい方法があるのかもしれませんが、一番手っ取り早く安く済ませるのであればこの方法がベストでしょう。
今回のアクリル接着剤を使った補修での注意点としては以下の3つがあげられます。
- 接着剤を流し込んだ周りの部分は白くなりやすい
- 割れが分からなくなるまで完璧な修理はできない
- 見た目が汚くなる可能性もある
繰り返しになりますが、コンパウンドや研磨剤を使ってあげることで、見た目がもっと良くなりますので、ぜひ試してみてください。
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平均3~5ミクロンのきめ細かい粒子が素材の光沢を生みだします。
アクリルなどのプラスチックや金属類を磨く際に便利です
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