皆さんこんにちは。HIMAJINです。
今回は”アクリル・プラスチックのひび割れ補修”について書いていこうと思います。
この記事を書くきっかけとなったのは、「アクリル 割れ 補修」とか「アクリル ひび割れ 補修」というキーワードで検索して、当ブログに来てくれる方が多いからです。

アクリル板が割れてしまった、ヒビが入った時の補修方法を知りたい!

大きなヒビが入っちゃった!どうやったら補修できるの!?
しかし、当ブログではこれまでアクリルのひび割れ補修については書いてませんでした…せっかく期待してアクセスしてくれた人をがっかりさせないためにも、今回ひび割れ補修の方法を紹介していきたいと思います。
アクリルが割れる原因
なぜアクリルが割れてしまうのか?
これについては2020年11月に投稿した記事(アクリル板にひびが入った・キズができてしまった原因と対処方法)で紹介しています。
- 強い衝撃を加えてしまった
- アルコール類やシンナー類が付着したことにより、クラック(割れ)が発生
- 強い力で曲げてしまった
以上の3つが考えられます。
特に注意したいのはアルコールやシンナーが付着したことによる割れです。アクリル製のパーテーションなどを消毒しようと、アルコール消毒液を吹きかけると割れが発生することがあるのです。
アクリルを拭き掃除する際は、水または中性洗剤(食器洗い洗剤)を水で薄めたもので拭いてあげるのがベストです。

アクリルのひび割れ補修
さて、ここからが本題です。
お見事にひび割れしてしまったアクリルを補修していこうと思います。

ひび割れが発生したアクリル板
このアクリル板は、アクリル板をカットする際、むやみやたらに強い力でアクリル板をカットしようとした際に割れてしまったものです。

こんなに割れちゃったよ…使い物にならんな…
この記事を書くにあたり、いいサンプルになりました笑
早速このアクリル板のひび割れを補修していこうと思います。
用意する道具
アクリル樹脂用の接着剤(アクリサンデーから発売されている)を使って補修していきます。
瞬間接着剤やボンドでも補修出来なくはないですが、出来上がりがどうしても汚くなりがち。アクリル接着剤を使えば、板同士が溶けあってくっつきますので、補修も比較的綺麗にできるはずです。
アクリサンデー アクリル接着剤 注入器付 30ml
価格目安:500円~1000円
注射器付きですので、細かい部分に適量の接着剤を塗布することが可能です。
アクリル製品を広く取り扱っているアクリサンデー製ですので、安心して使えます。
補修方法

ひび割れ部分に接着剤を少しずつ流し込んでいく
付属している注射針を使って、1滴、2滴くらいひび割れ部分に流し込みます。
流し込むとじんわりとひび割れ部分に接着剤がしみこんでいきます。あまり大量の接着剤を塗布してしまうと、関係ないところにも接着剤が付着してしまい、白く濁ってしまいます。

接着剤を流し込みすぎると白くなるので要注意!
接着剤を流し込むのは意外と難しい… 端の部分が白くなってしまいました。

やっぱり俺は不器用や…
見た目は汚くなってしまいましたが、ひび割れ部分に接着剤がしっかり浸透して、割れた板同士がうまく接着できました。

コンパウンドで磨けば多少マシになります笑
多少白くなってしまってもコンパウンドや研磨剤を使って磨いてあげると、いくらかは白い部分が取れます。割れた部分が完全に分からなくなる状態まで修復はできませんが、割れの補修をすることはできました。
アクリルの割れ補修まとめ

アクリルのひび割れには”アクリル接着剤”
アクリルのひび割れを補修するなら、アクリル接着剤で補修することをお勧めします。
もしかするとこれよりもいい方法があるのかもしれませんが、一番手っ取り早く安く済ませるのであればこの方法がベストでしょう。
今回のアクリル接着剤を使った補修での注意点としては以下の3つがあげられます。
- 接着剤を流し込んだ周りの部分は白くなりやすい
- 割れが分からなくなるまで完璧な修理はできない
- 見た目が汚くなる可能性もある
繰り返しになりますが、コンパウンドや研磨剤を使ってあげれば、見た目が幾分かはマシになりますので、ぜひ試してみてください。
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車のボディやバンパーの傷消しにも使われている商品。研磨剤よりも粗いですので、大きな傷消しをする際には、研磨剤と併用するとうまくいくこともあります。
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