アクリル板にキズ・ひび割れができたらどうする?原因と対処方法を徹底解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

アクリル板にヒビやキズができてしまったとき、どうすればいいのでしょうか?

アクリル板は透明度が高くて、ガラスよりも軽くて丈夫な素材ですが、強い衝撃や摩擦に弱いという欠点があります。 そのため、パーテーションやディスプレイなどに使われることが多いアクリル板は、うっかりぶつけたり、こすったりするとヒビやキズが入ってしまうことがあります。

そんなときに役立つアクリル板のヒビやキズの原因と対処方法を紹介します。

目次

アクリル板に割れや傷ができる原因4つ

アクリル板にヒビやキズができる原因は主に以下の4つです。

  • 衝撃
  • 摩擦
  • アルコール類の付着

アクリル板の傷・割れの原因① アルコール類で拭いてしまった

アクリルに亀裂が入ったり、割れてしまう原因になるのが「アルコール系消毒液」です。

人の手が触れる部分や飛沫が付着しやすい場所を消毒する時に、アルコールで消毒しようと考えてしまいがちです。しかし、アクリル製品にアルコールを吹きかけるのは非常に危険!

上の画像はアクリル板の注意書きの一部を撮影したものです。

赤線で引いた部分に、”シンナー、ベンジン、アルコール類で表面を拭くと、微細なクラック(割れ)が入ることがありますのでご注意ください」と書かれています。

アクリル板の傷・割れの原因② 強い衝撃

アクリルはガラスのように透明度が高く、ガラスと同等かそれよりも割れにくい性質です。ガラスよりもアクリルは加工しやすいのが特徴です。

その加工しやすい長所の裏返しで、傷がつきやすいという短所があります。アクリルよりも固い材質(金属など)でこすってしまったり、衝撃を加えると表面に傷が発生します。

また、ガラスよりも割れにくいアクリルですが、薄いアクリルは非常に割れやすいです。厚ければ厚いほど割れにくいですが、プラスチックや塩ビと比べると割れやすい性質です。

強い外力が加わったりすると割れることがありますので注意しましょう。

アクリル板の傷・割れの原因③ 摩擦

アクリル板は表面が滑らかなので、見た目は美しいですが、摩擦に対しては非常に弱いです。例えば、アクリル板をこすったり、爪で引っかいたり、砂やほこりなどの粒子が付着したまま拭いたりするとキズの原因になります。

アクリル板の傷・割れの原因④ 熱

アクリル板は熱に対しても敏感です。例えば、アクリル板を直射日光に当てたり、熱いものを近づけたりすると変形したり、ヒビが入ったりする可能性があります。

一度熱が加わって歪んでしまったり、ひび割れたものは修正が出来ません。

アクリルが割れた・傷ができた時の対処方法

アクリルが割れたり、傷が発生した場合の対処方法です。

さすがに割れてしまったり、爪にガッツリ引っかかる程度の傷が発生した場合は修理できませんのでご了承ください。

割れた修理不可
傷ができた(爪に引っかかる)ほぼ修理不可
傷ができた(爪に引っかからない)修理できるかも

ここからは細かい傷が発生した場合の対処方法を紹介していこうと思います。

【STEP1】コンパウンドで磨く

まずはコンパウンドで表面を磨いていき、傷を消していきます。コンパウンドはカー用品店などで売られている「ボディ・バンパー用」でOKです。

コンパウンドをアクリルの表面に塗布して布でこすります。傷が消えるまでゴシゴシこすります。

【STEP2】研磨剤で磨く

コンパウンドで傷を除去出来たら、仕上げに研磨剤で磨きます。

こちらもコンパウンドと同じように、アクリル表面に塗布して布で磨きます。

ごく浅いキズだったり、汚れが付着している場合はコンパウンドで磨かず、いきなり研磨剤で磨いてもOKでしょう。うまくいけば傷がなくなり、新品同様の仕上がりになります!

ひび割れを本格的に補修する

ひび割れてしまったアクリルを完璧に補修するのはかなり難しいです。

1度割れてしまったものを、割れが分からなくする状態にするのは至難の業ですが、応急処置としてアクリル接着剤で補修する方法があります。

アクリルのひび割れ補修

ひび割れした部分に、数的アクリル接着剤を塗布します。

これによって割れた部分に接着剤が浸透して、板と板同士が溶けあって接着します。

割れをこれ以上悪化させないためにも、ぜひ補修しておきましょう。

【まとめ】アクリル板のヒビやキズの対処方法

アクリル板のヒビやキズ予防

アクリル板にヒビやキズができないように予防することが最も重要です。予防するためには、以下のことに注意しましょう。

アクリル板を取り扱うときは丁寧に扱いましょう。落としたりぶつけたりしないように気を付けましょう。

アクリル板を拭くときは柔らかく清潔な布を使いましょう。砂やほこりなどの粒子が付着したまま拭かないようにしましょう。

アクリル板を保管するときは平らで乾燥した場所に置きましょう。直射日光や熱源から離しておきましょう。

アクリル板を加工するときは専用の道具を使いましょう。カッターやノコギリなどでカットする場合は、刃先が鋭利であることを確認しましょう。また、カットする際はアクリル板をしっかり固定しておきましょう。

アクリル板のヒビやキズ修復

アクリル板にヒビやキズができてしまった場合は、修復することができます。修復する方法は以下の通りです。

ヒビ:アクリル板にヒビが入ってしまった場合は、ヒビの部分にアクリル用の接着剤を塗って補強することができます。接着剤はヒビの幅に合わせて選びましょう。また、接着剤を塗る前にヒビの部分を清潔にしておきましょう。接着剤を塗った後は、アクリル板を水平にしてしっかり乾燥させましょう。

キズ:アクリル板にキズがついてしまった場合は、キズの部分に研磨剤を使って磨くことができます。研磨剤はキズの深さに合わせて選びましょう。また、研磨剤を使う前にキズの部分を清潔にしておきましょう。研磨剤を使った後は、アクリル板を水洗いして乾かしましょう。

以上がアクリル板にヒビやキズができてしまった原因と対処方法です。アクリル板は傷つきやすい素材ですが、適切な予防と修復で美しく保つことができます。アクリル板を使っている方は参考にしてみてください。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『道に迷うことこそ、道を知ることだ』

道に迷いまくってブログを始めてしまいブログ歴1年、のんびり副業系ブロガーです。ブログの中身とは裏腹に、ドライブ好きのアウトドア派です。

現在『へそくり屋』と『暇つぶしドットコム』の2つのブログを運営中です。ブログについてはまだまだ未熟者です。

この『暇つぶしドットコム』では、お家で出来る暇つぶしを紹介しています。

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

目次