アクリル板にヒビ・キズができてしまった原因と対処方法

会社のオフィスや、店舗のレジ・カウンター・受付などでは、アクリル板などのパーテーションが当たり前のように置かれるようになりました。ショッピングモールのフードコートでも座席の間隔をあけて、テーブル上にパーテーションが設置されているのを見かけました。

人と人が対面したり、距離が近くなってしまうような場所にはパーテーションを設置することで、ウイルスの飛沫感染を防ぐことが期待されています。

個人的にはパーテーションがなくても安心して生活できるようになればいいと思っています。某ウイルスが流行する前の状態に早く戻りたいものです。

目次

【アクリル板に亀裂】ひび割れや傷ができる原因

アクリルは透明度が高くて、ガラスよりも丈夫で割れにくいものです。多少の衝撃を加えてもひびが入ったり、割れてしまうことはほぼありません。

しかし、あることをしてしまうとアクリル板に亀裂・ヒビが入ったり、最悪の場合割れてしまうことがあるのです。

せっかく透明度が高いアクリルに亀裂が入ってしまうと、見た目が悪くなりますし危ないです。

果たして、あることとはいったい何なのでしょうか?

【原因①】アルコール類で拭いてしまった

アクリルに亀裂が入ったり、割れてしまう原因になるのが「アルコール系消毒液」です。

人の手が触れる部分や飛沫が付着しやすい場所を消毒する時に、アルコールで消毒しようと考えてしまいがちです。しかし、アクリル製品にアルコールを吹きかけるのは非常に危険!

上の画像はアクリル板の注意書きの一部を撮影したものです。

赤線で引いた部分に、”シンナー、ベンジン、アルコール類で表面を拭くと、微細なクラック(割れ)が入ることがありますのでご注意ください」と書かれています。

【原因②】強い力が加わった

アクリルはガラスのように透明度が高く、ガラスと同等かそれよりも割れにくい性質です。ガラスよりもアクリルは加工しやすいのが特徴です。

その加工しやすい長所の裏返しで、傷がつきやすいという短所があります。アクリルよりも固い材質(金属など)でこすってしまったり、衝撃を加えると表面に傷が発生します。

また、ガラスよりも割れにくいアクリルですが、薄いアクリルは非常に割れやすいです。厚ければ厚いほど割れにくいですが、プラスチックや塩ビと比べると割れやすい性質です。

強い外力が加わったりすると割れることがありますので注意しましょう。

アクリルが割れた・傷ができた時の対処方法

アクリルが割れたり、傷が発生した場合の対処方法です。

さすがに割れてしまったり、爪にガッツリ引っかかる程度の傷が発生した場合は修理できませんのでご了承ください。

割れた修理不可
傷ができた(爪に引っかかる)ほぼ修理不可
傷ができた(爪に引っかからない)修理できるかも

ここからは細かい傷が発生した場合の対処方法を紹介していこうと思います。

【STEP1】コンパウンドで磨く

まずはコンパウンドで表面を磨いていき、傷を消していきます。コンパウンドはカー用品店などで売られている「ボディ・バンパー用」でOKです。

コンパウンドをアクリルの表面に塗布して布でこすります。傷が消えるまでゴシゴシこすります。

【STEP2】研磨剤で磨く

コンパウンドで傷を除去出来たら、仕上げに研磨剤で磨きます。

こちらもコンパウンドと同じように、アクリル表面に塗布して布で磨きます。

ごく浅いキズだったり、汚れが付着している場合はコンパウンドで磨かず、いきなり研磨剤で磨いてもOKでしょう。うまくいけば傷がなくなり、新品同様の仕上がりになります!

ひび割れを本格的に補修する

ひび割れてしまったアクリルを完璧に補修するのはかなり難しいです。

1度割れてしまったものを、割れが分からなくする状態にするのは至難の業ですが、応急処置としてアクリル接着剤で補修する方法があります。

アクリルのひび割れ補修

ひび割れした部分に、数的アクリル接着剤を塗布します。

これによって割れた部分に接着剤が浸透して、板と板同士が溶けあって接着します。

割れをこれ以上悪化させないためにも、ぜひ補修しておきましょう。

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この記事を書いた人

『道に迷うことこそ、道を知ることだ』

道に迷いまくってブログを始めてしまいブログ歴1年、のんびり副業系ブロガーです。ブログの中身とは裏腹に、ドライブ好きのアウトドア派です。

現在『へそくり屋』と『暇つぶしドットコム』の2つのブログを運営中です。ブログについてはまだまだ未熟者です。

この『暇つぶしドットコム』では、お家で出来る暇つぶしを紹介しています。

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