黄砂が飛来する季節になると、車やバイクにたくさんの黄砂が付着してしまいます。黄砂はただの水垢などの汚れと違って非常に厄介なものです。
黄砂は車やバイクのボディに悪影響を及ぼします。黄砂が付着したまま放置するとシミになりますし、黄砂がボディの上で固着して落としにくくなります。
黄砂の正体とは
黄砂(こうさ)とは、中国やモンゴルなどの乾燥地帯で発生する砂嵐が、季節風の影響で日本や韓国などの周辺国に飛来し、黄色い微粒子の砂埃が舞い上がる現象を指します。黄砂は、風速や風向き、地形、気温などの条件によって、発生時期や飛散範囲が異なります。黄砂は大気汚染物質として健康に悪影響を与えることがあるため、特にアレルギー性鼻炎や喘息の方は注意が必要です。
黄砂はただの砂?黄砂の成分について
黄砂の主な成分は、砂や泥、微粒子の粉塵、そして微生物、植物花粉、炭素、硫黄、窒素などが含まれます。これらの成分は、砂嵐が吹き荒れる地域の地形や気候条件によって異なります。黄砂には、健康に悪影響を与えることがある微小な有害物質や微生物も含まれているため、大気汚染物質としても注目されています。
黄砂が車・バイクに与える影響
黄砂が舞い上がると、車やバイクのボディに微粒子が付着してしまうことがあります。
この微粒子は、酸化物や有機物などが含まれており、車の塗装面やガラス面を傷つけたり、サビの原因にもなることがあります。また、エンジンや空気フィルターにも微粒子が入り込むことで、エンジン性能や燃費に悪影響を与えることがあります。
黄砂が多い時期はこまめに洗車する
黄砂が多く飛来している際は、車の洗車がより頻繁に必要となります。1週間~2週間に1回という頻度で洗車してあげることで、車を汚すことなく維持することが出来ます。
また、エアフィルターの交換などの点検も定期的に行うことが望ましいです。さらに、黄砂の濃度が高い場合は、車を使用する際にはエアコンを使用して室内の空気をきれいにするなど、健康面にも配慮する必要があります。
車・バイクに黄砂が付いた時の洗車方法
車を黄砂から守るためには、定期的に洗車をすることが重要です。黄砂がついたらなるべく早めに洗車することを心がけましょう。
洗車の方法は以下の通りです。
- 車の表面を水でしっかりと洗い流し、黄砂を落とす。水圧の高いホースがあると便利!
- 専用の洗車用洗剤を使って、泡立てながら全体を洗う。特に汚れの気になる部分は丁寧に洗う。
- ボディに傷をつけないように、スポンジやウエスなどの柔らかい布で軽くこする。
- 洗剤を十分に洗い流し、表面に水滴が残らないようにする。タオルなどで水分をしっかりと拭き取る。
- ガラス面やホイールは専用の洗剤やクリーナーを使用して、丁寧に汚れを落とす。
- 最後に、ワックスやコーティング剤を使って表面を保護。この作業は、洗車後の水気が完全に乾いた状態で行います。
何度も繰り返しになりますが、黄砂が多く舞っている時期には、洗車をする頻度を増やすことがおすすめです。
また、洗車時には、洗剤やクリーナーなど、車に傷をつけない専用の用品を使うことが大切です。例えばコーティングを施工している車は「コーティング車専用のシャンプー」を使うようにします。
黄砂落としに最適なシャンプー
最後にバイクや車に付着した黄砂を落とす際におすすめの「洗車用シャンプー」を紹介します。
車のボディにキズをつけることなく、しっかり洗車するには「泡」が決め手になります。洗車する際にはシャンプーを使用し、しっかり泡立ててから洗うことでボディとスポンジの間のクッションとなりますので、キズをつけにくくなります。
また、泡は汚れを浮かして分解する効果がありますので、水だけで洗車するよりも汚れが落としやすいです。
以下は黄砂落としにおススメの洗車用シャンプーになります。
シュアラスター カーシャンプー1000 S-30
ペルシード スーパーハードクリーナーシャンプー PCD-105
シュアラスター カーシャンプー2000
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