この記事では車やバイクのボディに”激落ちくん”のスポンジを使ってしまった時の対処法を紹介します。
車やボディにメラミンスポンジを使うと
”車やバイクに激落ちくんを使った時の対処法”というタイトルを見てわかる通り、とりあえず使うと大変なことになります。具体的に言うと、ボディが傷だらけになって見た目が悪くなります。
頑固な汚れも水だけで簡単に落とせる便利アイテム”メラミンスポンジ”ですが、なぜ車やバイクのボディに使ってはいけないのでしょうか。
傷がついても復元可能
傷が付着してしまっても、コンパウンドでキズを消して磨いたり、コーティング剤を再度塗ることで対処することが可能です。しかし、ガラスコーティングなど特殊かつ高級なコーティングを施工してある場合は、自力で復元するのが困難な場合もあります。
激落ちくん(メラミンスポンジ)を車やバイクに使ってはいけない理由
先ほども書いた通り、メラミンスポンジを使うとボディの表面は傷だらけになってしまいます。
傷だらけになるということは、ボディに施工されたコーティング剤が完全に剥がれてしまったり、塗装の表面に傷がついてしまっている状態です。
メラミンスポンジとは?
メラミンスポンジとは、「メラミンフォーム」と呼ばれる材質で出来ているスポンジのこと。この「メラミンフォーム」は原料となる「メラミン樹脂」をミクロン単位で発泡させることで生まれる高い硬度かつきめ細かい網目状の骨格構造を特長とした素材です。
メラミンスポンジとは?使用方法や注意点などをご紹介! | 激落ちくん (gekiochikun.jp)
スポンジと聞いて”ふわふわ”とか”柔らかい”というイメージを持つかもしれませんが、この”メラミンスポンジ”は硬度(硬さ)が高いのが特徴です。ボディの塗装やコーティング剤よりも硬いので、メラミンスポンジで擦ってしまうと簡単に傷が付着します。
対処方法
まずは傷消しに使う道具をご紹介。
用意しておきたいアイテムは以下の2つです。ホームセンターやカー用品店などで簡単に入手できます。1000円以内で購入可能です。
コンパウンド研磨剤
コンパウンドスポンジ
ウエス(マイクロファイバークロス)
・コンパウンド研磨剤
コンパウンドはカー用品店やバイク用品店でも販売されており、ボディの細かい傷消しによく使われています。やすりよりもさらに細かい粒子で、表面を磨くことが出来ます。
細目⇒中目⇒極細の3種類の研磨剤を使って傷を消していきます。
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・「コンパウンドスポンジ」または「ウエス」
コンパウンドスポンジは研磨剤を塗って磨くのに使用します。ボディ・バンパーのキズ消しにも使う道具です。コンパウンドスポンジがあるときれいに磨けますが、もしない場合はウエスでこすっても良いでしょう。
ウエスは”マイクロファイバー”など、繊維が細かいものを使うと良いです。雑巾だとうまく傷が消えない場合があるので、できるだけ繊維が細かい布を用意するといいでしょう。
マイクロファイバーを使用すると、拭き取りも奇麗に出来るのでおすすめです。
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傷消しの手順
SOFT99のコンパウンドを使用したキズ消しの方法を紹介します。
コンパウンドスポンジは使用せず、ウエスのみでキズ消しを行う手順で紹介します。
コンパウンドは3種類あって、①細目 ②中目 ③極細の順番で使っていきます。
① コンパウンド(細目)を塗布する
アクリルに1滴垂らします。
研磨したい範囲が広い場合は、2滴3滴と増やしてもOKです。
② 布で研磨剤を広げながら磨いていく
研磨剤を均一に広げながら、布でゴシゴシ磨いていきます。
コンパウンドスポンジがある方は、スポンジで擦りましょう。縦横交互にこすっていくのがポイントです。
1か所だけを強く磨くのではなく、全体的にバランスよく磨いていきます。
③ 中目、極細で同じ手順を繰り返す
細目で研磨が終わったら、中目と極細でも同じ手順を繰り返していきます。
コンパウンドを変える際は、違う布にするか前のコンパウンドが付着していない面を使うようにしましょう。
✔ 極細で研磨してもまだ傷が消えていないようなら、再度細目からやり直せばOK。
※あまりに深い傷は消えないことがあります。
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