車にキズがついてしまったとき、どう対処していますか?
業者に依頼すると高額な費用がかかりますし、放置すると見た目が悪くなるだけでなく、錆びや腐食の原因にもなります。そんなときに便利なのが、車用キズ消しワックスです。
車用キズ消しワックスは、自分で手軽にキズを目立たなくすることができる製品です。しかし、車用キズ消しワックスにはさまざまな種類や特徴があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、車用キズ消しワックスの選び方や使い方、おすすめの製品ランキングをご紹介します。
この記事を参考にして、愛車のキズを自分で消してみましょう。
車用キズ消しワックスの選び方
車用キズ消しワックスを選ぶときには、以下のポイントに注意してください。
- 消したいキズの種類や深さに合わせて選ぶ
- 簡単に使えるものや付属品が充実しているものを選ぶ
- キズ消し以外の効果もあるものやコーティング対応のものを選ぶ
消したいキズの種類や深さに合わせて選ぶ
車用キズ消しワックスは、大きく分けて以下の5種類に分類されます。
- ワックスタイプ:細かくて小さなキズにおすすめ
- コンパウンドタイプ:浅い引っかきキズにおすすめ
- タッチペンタイプ:線状のキズや小さなへこみにおすすめ
- スプレータイプ:範囲が広い擦りキズにおすすめ
- パテタイプ:深く大きなキズやへこみにおすすめ
これらのタイプは、それぞれ消せるキズの深さや広さが異なります。自分の車についたキズを確認して、最適なタイプを選びましょう。また、指で触って引っかかるような深いキズや金属が見えているような大きな傷は、車用キズ消しワックスでは消せません。その場合は、専門業者に依頼するか、自分で塗装する必要があります。
簡単に使えるものや付属品が充実しているものを選ぶ
初心者でも簡単に使えるように、作業手順が1ステップで済むものや付属品が充実しているものを選ぶと便利です。例えば、
- 塗るだけ・拭くだけ・スプレーするだけで完了するもの
- 専用スポンジやクロスが付属しているもの
- ふき取り不要のもの
などがおすすめです。これらの製品は、手間や時間をかけずにキズ消しをすることができます。
キズ消し以外の効果もあるものやコーティング対応のものを選ぶ
車用キズ消しワックスには、キズ消し以外にも以下のような効果があるものがあります。
- 撥水効果:水を弾いて汚れやサビを防ぐ
- ツヤ出し効果:車に艶や光沢を与える
- 保護効果:塗装面を紫外線や酸性雨などから守る
これらの効果があると、一石二鳥で車の美しさや耐久性を高めることができます。また、車にコーティングが施されている場合は、コーティング対応の製品を選ぶ必要があります。コーティング対応でない製品を使うと、コーティングが剥がれてしまう可能性があります。
おすすめの車用キズ消しワックスランキング
それでは、車用キズ消しワックスのおすすめ製品をランキング形式でご紹介します。各製品の特徴やメリット・デメリット、価格などを比較してみましょう。
※記事内で書かれている価格は2023年9月12日時点の価格になります。価格が変動しますので、通販サイトで最新の情報をお確かめください。
第1位:オートグリム スーパー・レジン・ポリッシュ
オートグリム スーパー・レジン・ポリッシュは、コンパウンドタイプの液体ワックスです。細かい研磨剤で傷を削り落としながら、ツヤ出しや保護効果もある高品質な製品です。プロも愛用するイギリス発のブランドで、世界中で高い評価を得ています。
メリット
- 小傷だけでなく、水垢やウォータースポットなども消せる
- 塗装面に深みと光沢を与える
- 紫外線や酸性雨などから塗装面を保護する
デメリット
- 他社の傷消しワックスと比較すると価格が高い
- 磨きすぎると塗装面が薄くなる
価格
- 楽天:5,501円
- Amazon:3,584円
- Yahoo!:2,710円
第2位:シュアラスター スピリットクリーナー
シュアラスター スピリットクリーナーは、コンパウンドタイプの液体ワックスです。大きな研磨剤が磨いていくごとに細かくなり、より滑らかに研磨できる特殊粒子を配合しています。添加された天然カルナバロウのワックス効果で、傷を消しながら深みのあるツヤに仕上げることができます。
メリット
- 研磨力と仕上がりの良さのバランスが良い
- ボディカラーは全色に対応する
- 専用スポンジが付属している
デメリット
- ふき取り不要とは記載されているが、乾いたクロスで軽く拭くと仕上がりが良くなる
- 研磨剤が強いので、塗装面が薄い部分やコーティングされている部分には注意する
価格
- 楽天:1,980円
- Amazon:1,980円
- Yahoo!:1,980円
第3位:ソフト99 ボディコンパウンド キズ消し
[ソフト99 ボディコンパウンド キズ消し]は、ワックスタイプの固形ワックスです。キズに直接塗って拭き取るだけで、キズを埋めて目立たなくすることができます。カラーワックスとしても使えるので、ボディカラーに合わせて選べます。
メリット
- 塗るだけ・拭くだけで簡単にキズ消しできる
- カラーワックスとしても使えるので、色ムラを防ぐ
- 撥水効果やツヤ出し効果もある
デメリット
- 深いキズや広範囲のキズには効果が薄い
- カラーワックスは全色に対応していない
価格
- 楽天:1,320円
- Amazon:1,320円
- Yahoo!:1,320円
以上が、車用キズ消しワックスのおすすめ製品ランキングです。それぞれの製品の特徴やメリット・デメリットを比較して、自分の車に合ったものを選んでください。
車用キズ消しワックスの効果的な使い方
車用キズ消しワックスを使うときには、以下の手順を守ってください。
- キズ周りの汚れや油分を落とす。
- 傷消しワックスを専用のスポンジやクロスに取る。
- キズ部分に円を描くように塗り込む。
- 乾いたらふき取る(ふき取り不要のものもあります)。
キズ周りの汚れや油分を落とす
キズ周りに汚れや油分が残っていると、傷消しワックスがうまく定着しなかったり、逆に傷を広げたりする可能性があります。そのため、傷消しワックスを使う前には、キズ周りを水洗いやシャンプーなどでしっかりと洗浄してください。また、洗浄後は十分に乾かしてから傷消しワックスを使ってください。
傷消しワックスを専用のスポンジやクロスに取る
傷消しワックスは、専用のスポンジやクロスに適量を取って使います。付属品がない場合は、柔らかくて清潔なスポンジやクロスを用意してください。また、傷消しワックスは少量でも効果がありますので、多く取りすぎないように注意してください。
キズ部分に円を描くように塗り込む
傷消しワックスをスポンジやクロスに取ったら、キズ部分に円を描くように塗り込みます。塗り込むときは、軽く力を入れて磨くようにします。磨くことで、傷消しワックスがキズに浸透して埋める効果が高まります。また、キズの周りも少しはみ出すように塗ると、色ムラを防ぐことができます。
乾いたらふき取る(ふき取り不要のものもあります)
傷消しワックスを塗り込んだら、乾いたらふき取ります。ふき取るときは、乾いた柔らかいクロスを使って、軽く拭きます。拭きすぎると傷消しワックスが剥がれてしまうので注意してください。また、ふき取り不要のものもありますので、製品の説明をよく読んでください。
まとめ
車用キズ消しワックスは、自分で手軽にキズを目立たなくすることができる便利な製品です。しかし、種類や特徴がさまざまなので、自分の車に合ったものを選ぶことが重要です。この記事では、車用キズ消しワックスの選び方や使い方、おすすめの製品ランキングをご紹介しました。ぜひ参考にして、愛車のキズを自分で消してみてください。
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