お掃除グッズでよく目にする「メラミンスポンジ」。その代表的な商品が、激落ちくんのスポンジです。頑固な汚れでもメラミンスポンジなら簡単に落とすことが出来るので、とても便利なアイテムです。
しかし、メラミンスポンジで掃除すると傷を付ける可能性があります。
樹脂やアクリル、車のボディの掃除で使ってしまうと、表面に細かいキズが付いてしまいます。すでに傷を付けてしまって修復方法が分からない方もいるでしょう。
この記事では、メラミンスポンジでついてしまった傷消しの方法を紹介していきます。
メラミンスポンジを使ってはいけない場所
メラミンスポンジは水を含ませて擦るだけで、頑固な汚れも落とせてしまう魔法のようなアイテムです。ついつい色んな場所で使いたくなりますが、メラミンスポンジを使ってはいけない場所・素材も数多くあります。
まずは、メラニンスポンジを使ってはいけない場所をいくつか紹介します。
メラミンスポンジを使ってはいけない場所
- フローリング
- ステンレス製シンク
- コーティングされた窓や鏡
- 車のボディ
- 便器
メラミンスポンジは頑固な汚れが落ちやすいというメリットもありますが、傷をつけやすいというデメリットもあります。フローリングやコーティング施工された窓や鏡に使用すると、コーティングが剥がれます。
また、車のボディなんかもコーティング施工されている場合が多く、メラミンスポンジでこすってしまうとコーティングが剥がれて余計に汚れやすくなります。また、細かいキズが付着しますので、見た目も悪くなります。
メラミンスポンジで付いた傷を消す
メラミンスポンジで付いてしまった傷は、コンパウンド研磨剤などで消すことが出来ます。ここで注意しておきたいのは、研磨剤を使うと更に素材のコーテイングや塗膜を削ることになります。
コーテイングや塗装が更に削れたりしてしまうリスクはあるけど傷消しをしたい方は、これから紹介する方法を試してみると良いでしょう。
まずは傷消しに使う道具をご紹介。
用意しておきたいアイテムは以下の2つです。ホームセンターやカー用品店などで簡単に入手できます。1000円以内で購入可能です。
コンパウンド研磨剤
コンパウンドスポンジ
ウエス(マイクロファイバークロス)
・コンパウンド研磨剤
コンパウンドは身近で言うとクルマのボディの細かい傷消しに使われています。やすりよりもさらに細かい粒子で、表面を磨くことが出来ます。
今回使用するのは、SOFT99から発売されている車のボディ用商品ですが、アクリルのキズ消しにも効果があります。細目⇒中目⇒極細の3種類の研磨剤を使って傷を消していきます。
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・「コンパウンドスポンジ」または「ウエス」
コンパウンドスポンジは研磨剤を塗って磨くのに使用します。車のボディ・バンパーのキズ消しにも使う道具です。コンパウンドスポンジがあるときれいに磨けますが、もしない場合はウエスでこすっても良いでしょう。
ウエスは”マイクロファイバー”など、繊維が細かいものを使うと良いです。雑巾だとうまく傷が消えない場合があるので、できるだけ繊維が細かい布を用意するといいでしょう。
マイクロファイバーを使用すると、拭き取りも奇麗に出来るのでおすすめです。
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傷消しの手順
SOFT99のコンパウンドを使用したキズ消しの方法を紹介します。
今回はコンパウンドスポンジは使用せず、ウエスのみでキズ消しを行う手順で紹介します。
コンパウンドは粗いものから順番に使っていきます。(写真のコンパウンドの場合、3000→7500→9800)
コンパウンドは数字が小さいほど粗く、大きいほど目が細かい!
① コンパウンドを塗布する
傷を消したい場所に1滴垂らします。
研磨したい範囲が広い場合は、2滴3滴と増やしてもOKです。
② スポンジや布で研磨剤を広げながら磨いていく
研磨剤を均一に広げながら、布でゴシゴシ磨いていきます。
コンパウンドスポンジがある方は、スポンジで擦りましょう。縦横交互にこすっていくのがポイントです。
1か所だけを強く磨くのではなく、全体的にバランスよく磨いていきます。
③ さらに細かいコンパウンドで同じ手順を繰り返す
細目で研磨が終わったら、中目と極細でも同じ手順を繰り返していきます。
コンパウンドを変える際は、違う布にするか前のコンパウンドが付着していない面を使うようにしましょう。
✔ 極細で研磨してもまだ傷が消えていないようなら、再度細目からやり直せばOK。
※あまりに深い傷は消えないことがあります。
さらに綺麗に磨ける”研磨剤”
コンパウンドでおおよその細かい傷は消えるはずです。しかし、コンパウンドで磨いた面と磨いていない面を比べると、ツヤがなかったり少し曇ってしまう場合もあります。
そんな時は、「アクリサンデー研磨剤」や「ピカール」を使うことで、さらにピカピカに磨くことが可能です。使い方はコンパウンドと同じ。つやを出したい場所に少量研磨剤を垂らして、布で磨いていきます。
磨いた後に、奇麗な布で拭き取れば驚きの仕上がりになります。
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