接着するときに使うものと言えば何を思い浮かべますか…?
✔ のり
✔ 両面テープ
✔ ボンド
✔ 瞬間接着剤
この4つが代表的でしょう。紙や布、プラスチックであればボンドや瞬間接着剤を使えば、ある程度頑丈に固定することができます。
しかし、アクリルはのりでは接着できません。ボンドの場合は接着しようとすると、見た目が汚いですし、接着が不十分になります。両面テープでも固定できなくはないものの、どうしても接着がうまくいきません。
アクリルの接着は意外と難しいのです!
今回はアクリルを接着するときに何を使えばよいのか紹介していきます。
一番おすすめ!「アクリル接着剤」
アクリル同士を接着する場合は、「アクリル接着剤」を使用しましょう!
アクリルを接着するための接着剤ですので、期待を裏切らない出来栄えになります!
アクリル接着剤は、名前の通りアクリルを接着するためのものです。ボンドや瞬間接着剤とは全く異なる接着方法です。
アクリルと言えば、透明度が高いガラスのようなイメージです。その透明感を失わないために、アクリル接着剤が一番おすすめできる接着方法です。
アクリル接着剤について
ほかの接着剤と何が違うのか…?
ボンドや瞬間接着剤は、接着剤が物と物同士をくっつける、結合することで接着します。一方でアクリル接着剤は、アクリル同士を溶かして接着します。
接着剤が付着したアクリル同士が溶けてくっつくので、接着剤よりもかなり頑丈に固定されます。また、溶着することで接着剤の跡が目立ちません!
金属で言うと「溶接」がイメージしやすいです。アクリルの場合は、熱して溶かすのではなく、溶剤で溶かすのです。
✅アクリル接着剤の使い方については、過去の記事で紹介しています!以下にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください!
アクリル接着剤の値段
アクリル接着剤は、アクリサンデー(株)や株式会社光から発売されています。
Amazonでは500円前後で販売されています。
アクリル以外の物に接着する場合
アクリル同士を接着する場合は「アクリル接着剤」がおすすめと書きました。しかし、アクリルをほかの物質(壁・外壁など)に固定する場合は、アクリル接着剤が使えません!
アクリルだけが溶けてしまい、固定なんてできません。
じゃ何を使えばいいんだ!?
スコッチ® 超強力両面テープ
壁や外壁などにアクリルを張り付ける場合は、「両面テープ」がおすすめです。しかし、通常の両面テープ(紙などをくっつけるやつ)では接着力が弱くて使い物になりません。
スコッチ社から発売されている「超強力両面テープ 透明素材用 STD-19」であれば、アクリルを接着することができます。透明素材用ですので、アクリルの透明感を損なわないのが特徴です。
テープの跡が目立ちにくい!
屋内でも屋外でも使用できます。接着剤とは違って、テープをカットして張り付けるだけですので、手先が不器用な人でも簡単にできちゃいます!
この両面テープに関する情報は、スコッチ公式サイトでご覧いただけます。以下にリンクを張っておきますのでご覧ください。
まとめ
今回はアクリルの接着方法について書きました。使用する方法によって、使用するものが違うということを覚えておきましょう。接着の条件と使用するアイテムについて以下にまとめてみます。
・アクリル同士→アクリル接着剤
・アクリル以外→両面テープ
ボンドなどで無理やり固定してもいいですが、せっかくのアクリルの透明感を損なわないためにも、ぜひこれらのアイテムで接着してみることをおすすめします!
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