アクリル板で○○を作りたい!
アクリル板を利用すれば色々な作品を作ることが出来ます。フィギュアやミニカーなどを飾るコレクションケース、水槽、小物入れ、アクリルスタンド、パーテーション…などなど。アクリルで作れるものはたくさんあります。
アクリルを加工したことがない人が最初につまずくのが「アクリル板の切り方」でしょう。
布を切るならばハサミ、紙や段ボールを切るならばカッターを使えばいいのですが、アクリルはどうやって切ればいいのか!? 残念ながら普通のカッターではカットできません。
この記事ではアクリル板の切り方を(DIYや仕事でよくアクリル板を切っている自称)プロがお教えします。
アクリル板を切るのに必要なモノ
この4つのアイテムがあればアクリル板をカットすることが出来ます。プラスチックカッターを持っている人は少ないと思いますが、通販やホームセンターで数百円で入手できます。写真に写っているアイテムを全て買ったとしても1000円程度でしょうか。意外と安く入手できるのです。
- プラスチックカッター(アクリルカッターともいう)
- マジックペン
- スケール(ものさし・定規)
- やすり(紙やすりでもOK)
アクリル板を切る方法
ここからはアクリル板のカット方法を写真付きで解説していきます。
ちなみにカットしようとするアクリル板の厚みによって難易度は変わります。厚いほど難しく薄いほど切りやすいです。
DIYでアクリル板をカットするのであれば、一番厚いとしても5mm、一番薄くて2mmになるかと思います。
カットする目印を描く(けがき)
カットするにあたり、切りたい場所の目印を描いておきましょう。正確な寸法で切りたい場合は、スケールを使って正確に目印をつける必要があります。
写真ではシャープペンシルを使用していますが、マジックペンでもOKです。
なぜシャープペンシルを使用したかというと、アクリル板を購入するとたいてい保護紙がアクリル板に貼られています。紙であればシャーペンや鉛筆でも線を描くことが出来ます。
保護紙は傷や汚れを付着するのを防ぐために貼られていますので、カットしてから剥がすといいです。
プラスチックカッターで切れ目を入れる
先ほど描いた目印に合わせて、プラスチックカッターを使いアクリル板に溝を作っていきます。アクリル板は紙のように1度に切ることが出来ません。溝を作って割ることでカットします。(板チョコのイメージ)
真っすぐカットするために必要なのがスケールやものさし、定規です。スケールを合わせて、プラスチックカッター先端の刃(尖った部分)でひっかくようにして溝を入れていきます。
一度に力強く溝を作るのではなく、数回に分けて溝をだんだんと深くしていきます。最初から力を入れてカッターを引くと、目印から反れてしまい大事な部分に傷を付ける可能性があります。
最初はちょっとだけ力を入れて目印に沿って溝を作る、徐々に力を入れて溝を深くしていくイメージです。
板厚の半分~3分の2ぐらいの深さまで溝を入れていきます。板厚が厚いほど、溝は深くした方がいいです。
※溝が浅いと目印通りに切れず、斜めに割れることがあります。
アクリル板を割る
溝を板厚の半分~3分の2程度まで入れたら、割って切り分けます。
溝が深いほど少ない力で割ることができます。溝が浅い状態でむやみに力を入れると、溝とは違う場所から割れたりします。
なかなか割れない場合は、再度プラスチックカッターで溝を更に深くしましょう。厚いアクリル板ほど割るのが難しくなりますので、深めに入れておくのが安全といえます。
やすりで断面を仕上げる
やすりを使って断面を仕上げていきます。
割ったままのアクリル板断面は、細かい毛のようなバリが発生したり、断面がデコボコになっています。ですので、やすりを使ってこれらを除去しましょう。
アクリルは金属ほど硬くないですので、細目の棒ヤスリや600番くらいの紙やすりを使うと良いです。力を入れすぎると角が丸くなったり、一部分だけが削れて斜めになる場合があるので注意が必要です。
通販でアイテムを揃えよう
今回アクリル板をカットするのに必要なモノとして紹介したアイテムは、ホームセンターや通販で揃えることが出来ます。ホームセンターに行けばすぐ入手できますが、通販で購入した方が安い傾向にあります。
この記事で登場したアイテムを紹介していきます。(Amazon,Yahooショッピング、楽天市場のリンクを貼っていきます)
プラスチックカッター
プラスチックカッターは、アクリサンデーかオルファがおススメです。アクリサンデーの方が安いのがメリット、オルファのプラスチックカッターは刃を変えることが出来るのがメリットです。
スケール・ものさし
プラスチック製よりも金属製のスケールがおススメです。プラスチック製だとカッターと擦れた時に傷が付いたりして、へこみやすいからです。
やすり
コメント
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うーん…
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