車のガラスに油膜が付着して見えにくい!
車を運転していて、ガラスが汚れていて見えない…という経験ある方が多いと思います。
これは、たいていガラスに付着した油膜が原因です。
油膜が付着していることで、視界が悪くなることがあります。特に以下の状況で運転しているとこんな状況になりやすいです。
・雨の日
・湿度が高い日
・室内外の気温差が大きい
・夜間
・大人数が乗車して、湿度が高い
油膜によって視界が悪くなることで、安全に運転することが難しくなります。視界が悪くなったことによって、交通事故を起こしてしまったら最悪です。
窓ガラスが汚れてきた、油膜で視界が悪くなったという方は、油膜取りを使ってガラスをきれいにすることが大切です。
油膜が付着する原因
油膜とは、書いて字のごとく「油の膜」です。油をガラスに塗った訳でないのに、なぜ油膜がガラスに付着してしまうのでしょうか。
油膜ができてしまう原因をいくつか挙げてみます。
・ガラスに塗ったコーティング剤の劣化
・車のボディに塗ったコーティング剤が溶けてガラスに流れ込む
・車の排気ガス
というように、ガラスに油分が付着する原因はたくさんあります。
一番の原因は、過去にボディやガラスに塗ったコーティング剤の劣化が考えられます。紫外線を浴びることで、しだいにコーティング剤が劣化していき、ガラスに汚れが付着しやすくなります。
油膜取りの使い方
油膜を取り除くことで、視界が良くなり安全に運転することが出来ます。
車の洗車などをやったことがない方でも簡単に出来ますので、ぜひ試してみましょう。
ここから油膜取りの使い方を紹介していきます。
ガラスの汚れを洗い流す
油膜取りで、ガラスに付着している古いコーティング剤や汚れを除去することができますが、ガラス表面に砂などが付着したままだと、ガラスを傷つける可能性があります。
ですので、油膜取りを使う前にあらかじめ大きな汚れは洗い流しておきます。
水をかけて洗い流すのが一番よいですが、濡らしたタオルなどで拭き取りしてもOK。水気はある程度除去しておきましょう。
油膜取りを塗布する
油膜取りをガラスに塗りこんでいきます。
研磨剤(コンパウンド)をガラスに垂らして、ガラスを磨くようにゴシゴシします。
✔ 古いコーティングや汚れを剥ぐようにゴシゴシ!
コンパウンドで磨くと白くなります。軽く力を入れて、古いコーティングや汚れを剥ぎ落すように、縦・横に擦っていきます。
研磨剤を洗い流す
水で研磨剤を流していきます。
研磨剤が残ってしまうと、さらに視界が悪くなる可能性があります。たっぷり水をかけて、研磨剤を完全に洗い流しましょう。
✔ 水をかけて研磨剤を完全に洗い流そう
うまく油膜が除去できているか確認しましょう。まだ汚れが残っていたり、ガラスに油膜が付着している場合は、再度研磨剤で磨く作業を繰り返します。
しっかりと油膜が除去できていれば、ガラスに付着した水が弾かなくなっています。これでガラスに付着した油膜取りは完了です。
水気をふき取る
水が残ったまま乾燥させてしまうと、水アカが付着してしまいます。
せっかくガラスを奇麗にしたのですから、きれいなタオル、マイクロファイバーを使ってガラスに付着した水分をふき取ります。
油膜取りを使うと、ガラスには一切コーティングがない状態になります。汚れの再付着、雨天時の視界不良を防ぐためにも、ぜひコーティング剤を塗っておきましょう。
油膜を除去したら、コーティングもしよう
油膜除去は、ガラスの撥水コーティングの下地処理として非常に重要です。せっかくガラスを奇麗にして視界が良好になったので、これを長続きさせたいものです。
汚れを再付着しにくくする、雨天時に雨水を弾きやすくすることで、より快適に、安全に運転することが出来ます。ガラスコーティング剤の使い方については、以下の記事で詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。
まとめ
ここまで、車のガラスの油膜取りの使い方について紹介してきました。
フロントガラスやリアガラス、サイドガラスが汚れてしまって視界が悪くなったと感じたら、ぜひ油膜取りを行ってみて下さい。
先ほども書きましたが、油膜取りをしたら、コーティングもあわせて行いましょう。汚れの再付着、雨天時の視界不良を防ぐ効果があります。
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