皆さんこんにちは。HIMAJINです。
本日もDIY関連の記事を書いていきます。
今回は「アクリル板と塩ビ板を接着する方法」を紹介します。
このブログではこれまでアクリル板の加工や接着についていろいろ書いてきました。アクリル同士の接着については、別の記事で紹介しています。
今回はアクリルと塩ビ、異なる素材同士を接着する方法になります。接着剤の種類等も紹介しながら、接着の方法を紹介していきます。
アクリル板・塩ビ板の接着剤
接着剤と言っても、ボンド・アロンアルファ・両面テープ…と色々なものが販売されています。中でも瞬間接着剤のアロンアルファは、瞬時に頑丈に固定できることで多くの人が知っているはず。
接着剤と言ってもこんなに種類があるとは…
しかしアクリル板はボンドや瞬間接着剤で接着するのはおすすめできません。
強度も不十分ですし、何より見た目が汚くなりやすいです。
アクリル板や塩ビ板を接着するには、専用の接着剤を使用することをお勧めします。
アクリル専用接着剤
アクリル板などのアクリル製品には、専用の接着剤を使用しましょう。
接着剤をアクリルに流し込むことで、アクリル同士が溶けあって接着する仕組みです。
アクリサンデー(株)や光(Hikari)から発売されているものが容量もちょうどよくておすすめ。
1個500円程度で購入することが出来ます。
塩ビ専用接着剤
塩ビ(硬質塩化ビニル)を接着する際も、専用の接着剤を使用します。
こちらもアクリル専用接着剤と同じで、塩ビ同士を溶かして接着させる仕組みです。
塩ビ接着用のボンドなど、いろいろな商品が発売されていますが、透明感を損ないたくない場合は、アクリル接着剤と同じ会社の商品をおすすめします。
アクリルと塩ビを接着させるには…?
ここまでアクリル専用の接着剤、塩ビ専用の接着剤があることを書いてきました。
つまりアクリル接着剤で塩ビを接着することはできなく、また塩ビの接着剤でアクリルを接着させることはできません。
一体何を使えばいいのだ!?
答えは簡単。2つの接着剤を混ぜ合わせればいいのです!
アクリル接着剤と塩ビ接着剤を半分ずつ混ぜ合わせたものを流し込むことで、アクリルと塩ビ両方を溶かし合わせて接着することが可能です。
【最後に】ボンドや瞬間接着剤でも可能
ここまで紹介した方法は、接着剤の跡を残さずに接着する方法です。
アクリルや塩ビ専用の接着は、素材同士を溶かし合わせて接着する「溶着」という方法です。金属同士を溶かし合わせて接合する「溶接」と似ています。
そこまで綺麗さを求めない場所だったり、接着した場所が人の目には見えない場所になる場合は、ボンドや瞬間接着剤を使った方が早いですし、簡単です。
都合に合わせて接着剤を使い分けるのもポイントです。
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