アクリル板やプラスチック版の接着方法について解説していきます。
初めてアクリルやプラスチックを加工してものを作る時に、どうやって接着させたらいいのか分からない方も多いと思います。
アクリル板の特徴は透明度が高く、コレクションケースにしたり収納ケースとして使えます。また、写真立てやパーテーションにも使われています。
アクリル板・プラスチック板を接着するには
アクリル・プラスチックの接着アイテム
・両面テープ
・アクリル、プラスチック用接着剤
アクリルやプラスチック同士を接着するなら「アクリル・プラスチック用接着剤」
アクリルやプラスチックを木材や壁に固定するなら「両面テープ」
両面テープ
アクリルやプラスチックを壁や木材などに固定する場合は、両面テープがおススメです。ボンドやアロンアルファでも接着できますが、剥がしたり貼り直しするのが大変です。
両面テープの良さは、テープを好きな長さにカットして貼り付けるだけなので、とても簡単に接着することが出来ます。アクリルやプラスチックを接着するのに適した商品を選ぶことで、頑丈に固定することが可能です。
アクリル・プラスチック用接着剤
アクリル板、プラスチック板同士を接着するのに一番適しているのが「アクリル・プラスチック用接着剤」です。見た目がきれいですし、頑丈に接着することが可能です。
接着剤を使うことで、自分でアクリル板を加工して小物入れやコレクションケースを作ることもできます。両面テープで接着するよりも手間はかかりますが、頑丈に接着できるのがメリットです。
両面テープでうまく接着するコツ
両面テープは比較的簡単に接着することができます。
しかし、アクリルやプラスチックの接着に適したものでなければ、奇麗に接着することは難しいでしょう。貼れたとしても、すぐに剥がれ落ちる可能性があります。
両面テープで接着するときのワンポイント
貼り付ける場所のほこり・汚れを十分に取り除いてから接着する
両面テープで接着する場合は、接着面のホコリや汚れ、油分を十分拭き取るようにしましょう。汚れや油分が付着していると、剥がれやすくなってしまいます。
中性洗剤やパーツクリーナー、洗浄液などで十分清掃してから、両面テープで接着すると上手くいきます。
接着剤でうまく接着するコツ
接着剤を使用する場合は、アクリル専用と硬質塩ビ専用の2種類接着剤がありますので、間違えて購入しないように気を付けて下さい。接着剤の成分が異なりますので、間違ったものを使用すると接着できません。
アクリサンデー(株)から発売されている接着剤は、「アクリル樹脂用」と「硬質塩ビ用」の2種類です。接着する材質に合ったものを用意しましょう。
接着剤で接着するときのワンポイント
アクリルなどの専用接着剤は、ボンドやアロンアルフアとは異なり、アクリルなどの素材を溶かして接着させます。ですので、接着部分に大きなスキマがあると、接着剤が漏れてきたりして、接着ができないことがあります。
接着剤を流し込む際は、セロハンテープで板同士をしっかりと固定させます。板厚が薄いほど、接着が難しくなりますので、初心者の方は厚めの板(3mm以上)であればうまくいくと思います。
まとめ
アクリル板やプラスチック板をうまく接着するコツを紹介してきました。アクリル板などを接着する時に、用意しておきたいアイテムは以下の2種類です。
・壁や物に貼り付ける⇒両面テープ
・アクリル同士を接着する⇒接着剤
用途に応じて適切なものを用意してあげましょう。また、汚れや油分が付着していると接着がうまくいかないことがありますので、接着面をきれいにしてから作業しましょう。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]