皆さんこんにちは。アクリル大好きHIMAJINです。
今回はアクリル板のカット方法について書いていきます。
アクリル板はどうやって加工したらいいんだ…?
アクリル板の加工を専門に扱う業者では、レーザー加工機でアクリル板をカットしています。レーザーなので真っすぐ正確にカットすることが出来ます。でも、アクリル板をカットするためにレーザー加工機を購入する…ってのは一般人にとって非現実的ですよね。(高すぎますw)
DIYや工作でアクリル板をカットする場合、わざわざレーザー加工機を購入しなくても、アクリルカッターでカットすることが出来ます。
しかし、アクリルカッター(プラスチックカッター)は普段あまり使わない道具ですので、初めて使う人にとっては難しいですし使い方が分かりません。
今回の記事では、アクリル板をカットする方法を初心者でもわかりやすいように詳しく紹介していきます。最後までぜひご覧ください。
アクリルカッターでアクリル板をカットする
アクリル板をカットするときに使う定番アイテムが「アクリルカッター」です。
アクリルカッターを使うことで分厚くて硬いアクリル板やプラスチック板を簡単にカットすることが出来ます。
普通のカッターと何が違うんだ…?
普通のカッターナイフとアクリルカッターの違いを比較してみましょう。(下の画像)
普通のカッターナイフは真っすぐ刃が伸びていて、片方が鋭くなっています。一方でアクリルカッターは変わった形をしています。
刃先が͡コの字になっていて、先がとがっています。この形のおかげで、分厚くて硬いアクリル板を切り分けることが出来るのです。
アクリルカッターの使い方
それではアクリルカッターの使い方を説明していきます。
カットする前に、どれくらいの大きさにカットするのか具体的な寸法を決めておきましょう。
アクリル板に貼られている保護紙にシャーペンやマジックを使って、カットする部分を書いておくとよいでしょう。また、カットした時の若干のずれも考慮して、多少広めにマーキングしておくのもコツです。(大きくカットしてしまったら、後で削って修正できます)
カットする位置を書いておくと、カットする時の目安になるよ!
線が引けたら、アクリルカッターでカットしていきます。
アクリルカッターは1度で切るのではなく、アクリル板の表面に少しずつ溝を掘っていき、最後に板を割ってカットします。
カットするときは定規やスケールを使って溝を掘ることで、まっすぐ綺麗に板をカットできます。
①最初は弱い力でアクリル表面に軽く溝を作る
②カッターの刃先が溝にフィットするようになったら、少しずつ力を入れて溝を掘る
③端から端まで溝の深さは一定に
④両端は溝を深めに掘っておく
⑤板厚3分の1程度まで溝を掘れたら手で割る
カットした後の仕上げ
カットした板の断面は、ガタガタしていたり細かいアクリルが毛羽立っているようになる場合があります。そんな時は、アクリルカッターの背面で板の断面をこすることで、簡単な仕上げをすることが出来ます。
紙やすりなどを使って削ってあげると、さらに綺麗に仕上げを行うこともできます。特に細かいパーツは、紙やすりを使った方がやりやすいですよ!
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