- プラスチック製の小物入れ、コレクションケース
- キーホルダーなどのアクセサリー
- 車のボディ(バンパーなど)
プラスチック製品は身の回りの色々なところで使われています。
プラスチックはとても傷が付きやすく、細かいキズがいくつもあると白っぽくなってしまいます。傷がついてしまったらどうしようもない…とあきらめる人も多いかと思いますが、傷消しは意外と簡単で、道具さえあれば誰でも出来てしまいます。
この記事ではプラスチック製品の傷消しの方法と、傷消しに使えるアイテムを紹介します。
プラスチックをピカピカ・傷消しに必要なもの
まずは傷消しに使う道具をご紹介。
用意しておきたいアイテムは、コンパウンド研磨剤とスポンジもしくはウエスの2つです。ホームセンターやカー用品店などで簡単に入手できます。1000円以内で購入可能です。
コンパウンド研磨剤
コンパウンドスポンジ
ウエス(マイクロファイバークロス)
・コンパウンド研磨剤
コンパウンドは身近で言うとクルマのボディの細かい傷消しに使われています。やすりよりもさらに細かい粒子で、表面を磨くことが出来ます。
今回使用するのは、SOFT99から発売されている車のボディ用商品ですが、アクリルのキズ消しにも効果があります。細目⇒中目⇒極細の3種類の研磨剤を使って傷を消していきます。
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・「コンパウンドスポンジ」または「ウエス」
コンパウンドスポンジは研磨剤を塗って磨くのに使用します。車のボディ・バンパーのキズ消しにも使う道具です。コンパウンドスポンジがあるときれいに磨けますが、もしない場合はウエスでこすっても良いでしょう。
ウエスは”マイクロファイバー”など、繊維が細かいものを使うと良いです。雑巾だとうまく傷が消えない場合があるので、できるだけ繊維が細かい布を用意するといいでしょう。
マイクロファイバーを使用すると、拭き取りも奇麗に出来るのでおすすめです。
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プラスチックをピカピカ・傷を消す手順
SOFT99のコンパウンドを使用したキズ消しの方法を紹介します。
コンパウンドスポンジは使用せず、ウエスのみでキズ消しを行う手順で紹介します。
コンパウンドは3種類あって、①細目 ②中目 ③極細の順番で使っていきます。
① コンパウンド(細目)を塗布する
傷がついている場所に1滴垂らします。
研磨したい範囲が広い場合は、2滴3滴と増やしてもOKです。
② 布で研磨剤を広げながら磨いていく
研磨剤を均一に広げながら、布でゴシゴシ磨いていきます。
コンパウンドスポンジがある方はスポンジで擦りましょう。縦横交互にこすっていくのがポイントです。
1か所だけを強く磨くのではなく、全体的にバランスよく磨いていきます。
③ 中目、極細で同じ手順を繰り返す
細目で研磨が終わったら、中目と極細でも同じ手順を繰り返していきます。
コンパウンドを変える際は、違う布にするか前のコンパウンドが付着していない面を使うようにしましょう。
✔ 極細で研磨してもまだ傷が消えていないようなら、再度細目からやり直せばOK。
※あまりに深い傷は消えないことがあります。
プラスチックをさらにピカピカに磨ける”研磨剤”
コンパウンドでおおよその細かい傷は消えるはずです。しかし、コンパウンドで磨いた面と磨いていない面を比べると、ツヤがなかったり少し曇ってしまう場合もあります。
そんな時は、「アクリサンデー研磨剤」や「ピカール」を使うことで、さらにアクリルをピカピカに磨くことが可能です。
使い方はコンパウンドと同じ。アクリルに少量研磨剤を垂らして、布で磨いていきます。
磨いた後に、奇麗な布で拭き取れば驚きの仕上がりになります。
キーホルダーやプラスチック・アクリルスタンドのキズ消し
アニメやアイドルのグッズで、「アクリルスタンド」や「アクリルキーホルダー」がありますよね。
アクスタやアクキーに傷がついてしまった時にも、この記事で紹介したコンパウンドや研磨剤を使って傷消しをすることが出来ます。お気に入りのグッズに傷がついてしまってお悩みの方は、ぜひ傷消しをしてみると良いです。
プラスチックのキズ消しに使えるアイテム
最後に、今回紹介した商品を紹介します。ホームセンターやカー用品店などで購入することが出来ます。Amazonや楽天市場など、ネットでも購入することが出来ます。リンクを貼っておきますので、気になる方はご覧ください。
・コンパウンド
SOFT99から発売されている、自動車用の傷消しコンパウンドです。おもにクルマの傷消しに使うものですが、プラスチックの傷消しにも使えます。プラスチックやポリカーボネートのキズ消しにも効果はあります。
\ コンパウンドでアクリルのキズ消しをしよう!/
・つや出し研磨剤
アクリル板やプラスチック板を販売しているアクリサンデーから、アクリル専用の研磨剤が発売されています。金属磨きで有名な「ピカール」でも、アクリルのキズ消し・つや出しに効果抜群。持っておくと色々な場面で役立つので買っておいて損はないだろう。
\ アクリルがピカピカに仕上がる! /
アクリルをキレイに維持するには
この記事ではプラスチック製品のキズを消す方法を紹介してきました。
せっかく傷が消えて綺麗になったので、この状態をなるべくキープさせたいところです。
プラスチック製品が汚れたり傷がつく要因はいろいろありますが、1番よくあるのが「ホコリ・細かいゴミの付着」です。アクリルは静電気が帯やすく、ホコリを吸着しやすい性質です。
プラスチック製品の定期的なメンテナンスとして、静電気防止を行うことをおススメします。
静電気防止を行うことで見た目も良くなりますし、傷をつけるリスクを軽減させることが可能です。
動画で登場した「アクリサンデー ポリケアF70」は、ホームセンターやAmazonなどの通販で購入することが可能です。
【製品概要】アクリサンデー・ポリケアF70
- 販売元:アクリサンデー株式会社
- 用途:プラスチック製品の静電気防止、クリーナー
- 内容量:70ml
- 価格:税込836円(定価)
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