飲食店やオフィスで、ウイルス対策としてパーテーションを設置しているところが多いです。パーテーションを設置することで、他の人に飛沫を飛ばすリスクを低減できます。
そんなウイルス対策のパーテーションですが、定期的に消毒してあげることが大切。いろいろな人の飛沫が付着する場所になるので、定期的に消毒をしてあげないとウイルスを触ってしまう可能性もあります。
パーテーションの消毒方法
ここからはパーテーションの消毒方法を紹介します。
パーテーションの消毒をする場合は、中性洗剤や次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウムがおすすめです。これらをパーテーションに吹きかけたり、タオルにしみこませて拭いてあげます。
【消毒方法①】中性洗剤(界面活性剤)
中性洗剤とは、身近でいうと食器洗い用洗剤です。
洗剤に含まれている界面活性剤によって、ウイルスの感染力を弱らせる効果があります。
わざわざお店に行ってアルコールなどの除菌グッズを買わなくても、自宅にある洗剤を使えば除菌はできてしまうのです。
【消毒方法②】次亜塩素酸水
次亜塩素酸水は、食品加工分野において洗浄・消毒用途で使用されているものです。
消毒用アルコールが品薄になったときに、次亜塩素酸水でも代用できると話題になりました。
塩化ナトリウム(食塩水)、塩酸水、あるいは塩酸と塩化ナトリウムの混合液を電気分解して作られているのが次亜塩素酸水です。人体にも優しい成分であり、注目を集めています。
【消毒方法③】次亜塩素酸ナトリウム
上で紹介した次亜塩素酸水と、次亜塩素酸ナトリウムは全くの別物。名前が似ているので同じものと思いがちですが、成分は全く異なります。
次亜塩素酸ナトリウムは自宅で簡単に作ることが出来ます。
塩素系漂白剤(ハイター)を水で0.05パーセントに希釈することで、次亜塩素酸ナトリウムを作ることが可能です。
アルコールで消毒しないほうが良い!
アルコールは消毒するときによく使うものですが、アクリル製のパーテーションを除菌する場合はアルコールを使わない方が良いです。
なぜかというと、アクリルにアルコールを吹きかけると、割れが発生しやすくなります!
アクリル板の注意書きには、シンナー、ベンジン、アルコール類で表面を拭くと、微細なクラック(割れ)が入ることがあると書かれています。
アクリルで作られたパーテーションを除菌する場合、アルコールではなく中性洗剤や次亜塩素酸水などを使うことをお勧めします!
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